CORPORATE INITIATIVES
取り組み
持続可能な社会実限のために
ヘイコーパックが出来ること
資源の再利用の実現化で、
地球に優しい工場を目指します。
「たとえ小さな一歩でも、昨日より確実に前へと進んでいること。」
それこそが、わたしたちヘイコーパック株式会社のモットーです。
環境管理
・プラスチック廃棄物の再資源化
・紙廃棄物の完全リサイクル
・自社完全再生紙の実現

排水処理
インキの洗い水や接着剤の洗い水は、専門業者に処理を委託しています。
これ以外の工場廃棄物もマニフェスト管理を徹底。ただし、インキ、接着剤等の手洗い水や若干の掃除の水等には色が残ったりするため、すべての排水はフィルター処理⇒オゾン処理⇒活性炭処理をして、浄化しています。

熱の再利用
・フレキソ印刷乾燥に用いる熱風は、その廃熱を熱交換して、冬期は工場内の補助暖房
 として再利用しています。
・廃出される熱風の最終工程には、乾燥BOXを設け、機械やインキ等を掃除した後
 ウエス(布)を乾かし、再使用したり、ウエスの焼却時環境負荷を抑えるなどの取
 り組みをしています。

5Sの取り組み
・複数の企業で同時に5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に取り組むことでマンネリ化を防ぎ、質の向上を達成しています。特に掃除に力を入れ、掃除をベースにした人作りをもとに安全と品質と生産性が一致する会社作りを目指しています。

その他の取り組み
・旧式の機械のメインモーターをインバータモーターに順次取り替え、消費電力の軽減
 に取り組んでいます。
・照明のLED化を2019年中に完全実施。
・蒸発熱を利用したコンプレッサーと触媒を使用しない空調機を使用(H25CB部門)
・生産ロスの低減を常に最重要課題として取り組んでいます。
・フレキソ、グラビアインキの100%水性化、接着剤の環境ホルモンフリーなど、常に
 業界に先駆けた取り組みを行っています。
資材用エアーシャワー
5Sの取り組み
廃熱を利用してウエスを乾燥
環境を考えた素材の紙袋①
KEiAIペーパー
5Sから生まれた自社再生紙
手間暇かけて再生するという選択
5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に取り組む中で、工場廃紙も細かな分類ができるようになり、その結果、廃紙を直接製紙工場に持ち込んで自社の材料だけで再生紙を作ることを可能にしました。製紙過程で、脱墨や漂白を最小限に抑えて排水の環境影響にも配慮した再生紙です。特に二種類のリバーシブルペーパーは、ライナー紙などでは作れない50g/の薄さで抄造が可能です。包装紙、平袋、角底袋、封筒などにもお使いいただけます。
おすすめポイント
片艶未晒と晒、片艶晒と未晒の二種類のリバーシブルペーパーがあります。独自の配合比率でナチュラルな風合いと強度を両立しました。
環境を考えた素材の紙袋②
ライナー紙
段ボール素材をそのまま紙袋に
今あるものを工夫して活かしきるという選択
一般に紙袋に使われるライナー紙は、製袋用として特別に抄造された物が一般的です。そのため発注ロットも大きく製袋メーカーもユーザーも無理な在庫負担となることが少なくありませんでした。私たちは特別な紙ではない通常の段ボール原紙を、加工段階で工夫し、そのまま機械製袋することを可能にしました。一般のクラフト紙と同様に、極小ロットから必要な数量をご提供させていただきます。
おすすめポイント
●170m/の厚みがあるのに安価です。
●OFJと言われる袋の口を折り返した紙袋です。
 (正面巾150mm〜380mmに対応しています。)
●表裏の素材を活かしたデザインができます。
障がい者雇用への取り組み。
正社員の20%以上が障がい者
ダイバーシティ & インクルージョン
Diversity & Inclusion
梱包作業
敬愛工房
底ボール入れ
高齢者や難病の方も活躍
 紙加工業という業務の特徴から、当社では古くから障害者が工場で活躍していました。社会的義務や社会貢献としてではなく、欠くことのできない会社の戦力として働いて頂いています。
 現在は、製造現場で健常者3〜5名に、障害者ひとりの割合で一緒に働いています。健常者が一方的に障害者を支えたり指導するのではなく、互いに学びあい感化しあって成長をすると共に、業務の工夫改善につなげています。
 また、第2工場建設を機会に、製品の小分けや後加工など細かなニーズに対応するために、障害者を中心とした二次加工部門「敬愛工房」を立ち上げ、事業に貢献しています。
 この他にも難病の方、高齢者にも数多く活躍頂いています。
 ずっと昔から、人としての当たり前が私たちの職場の普通です。

Aさんの声
目標は元気な挨拶と笑顔で楽しくすることです。
製造部 敬愛工房 リーダー
現場から持ってきた紙袋に底ボールを入れています。底ボールは一枚が薄いので2枚にならないように確認してから入れます。仕事で気をつけていることは作業手順を守る事です。守ることでミスが少なくなります。あとは日付印やシールを確認する時は一人ではなく二人で見ることにしています。入社当初に感じたのは周りの皆さんの優しさでした。今は自分にとってやりがいを持てる仕事で良かったと思っています。今後の目標は元気な挨拶と笑顔で楽しくすることです。

厚生労働大臣表彰
もにす認定制度
障害者雇用優良中小事業主に認定されました
障害者の雇用促進及び雇用の安定に関する取組の実施状況などが優良な中小事業主を厚生労働大臣が認定する制度です。栃木労働局より栃木県における第1号もにす認定企業として、令和3年3月26日に認定授与式が行われました。
もにす認定授与式